テニスシューズの重要性
みなさん、こんにちは!
齋藤です!
突然ですが、皆さんはテニスシューズにこだわっていますか!?
「テニスは足にす」と言われるぐらい、テニスではフットワークが大事ですが、その足元を支えるテニスシューズに対しては意外と意識をしていない人が多いのでは?
確かに、直接ボールを打つラケットやストリングと違って、重要さが伝わりにくかったり、そもそも普通の運動靴とテニスシューズって何が違うのか、イマイチわからないと思います。
そこで、わたくし齋藤が解説しましょう!
まず、テニスシューズとランニングシューズなどの運動靴の違う点は、ランニングシューズなどは前に歩いたり走ったりすることを前提に作られていますが、テニスシューズは前後左右すべての方向への動きを想定して作られているところが大きな違いです。
その為、ランニングシューズなどと比べるとシューズ全体が硬めにがっしりと、ねじれに強く作られています。
特に踵の部分は左右にねじれてしまうと怪我にもつながってしまうため、かなり硬くなっています。
(テニスシューズでは踵を踏んで歩く、なんていうことは出来ないと思います)
そんなこともあり、いわゆる”軽量”とうたわれているモデルでも、ランニングシューズと比べると少し重量があります。
また、テニスは様々なコートサーフェス(コートの表面)で行われるスポーツなので、それぞれのサーフェスに合わせたシューズが販売されています。
主に「オールコート用」「クレー・砂入り人工芝用」「カーペット用」というのが売られており、それぞれ靴裏のソールパターンが違います。
「オールコート用」はその名の通りすべてのコートに対応しているモデルです。
どちらかというとハードコート向きなソール形状をしており、クレー(土)コートや砂入り人工芝コートでは激しい動きには対応しにくくなります。
とりあえず1足だけ買うなら「オールコート用」が良いと思います。
「クレー・砂入り人工芝用」は滑りやすい土のコートや砂入り人工芝のコートでグリップ力を発揮できるよう、スパイクのようなぽつぽつとした突起が配置されたソールパターンとなっています。
その他のコートで使用してしまうと引っ掛かり過ぎて危険なため、クレーコートや砂入り人工芝コートでしかプレーしない方用となります。
「カーペットコート用」はつるんとした溝の無い平らなソールとなっています。
これは、摩擦の強いカーペットのコートで動いた際に足が引っ掛からないためと、カーペット自体を傷つけないための形状となっています。
カーペットコート以外で使用するのはとても危険なので、カーペットコート専用となります。
以上が各サーフェス用のシューズの特徴となります。
基本的には「オールコート用」を持っておけば間違いないですが、「オールコート用」はハードコート寄りの性能なため、いろいろなサーフェスでプレーする方や試合に出場している方は、各サーフェスに合ったシューズをそれぞれ用意するのが望ましいです。
そして最後に、サイズ選びが超重要です。
サイズがあっていないシューズの場合、特に足のサイズより大きめのシューズを履いていることがほとんどなのですが、そういったシューズでプレーしているとシューズの中で足が動いてしまい、足の怪我や変形につながってしまいます。
よく靴下に穴が開いてしまう方は特にシューズのサイズがあっていない可能性が高いです。
中でも男性の方は子供のころから成長を見越して大きめの靴を履かせられていたり、小中学生くらいだと足が大きい方がなんとなくエライ?みたいな風潮があり、大人になっても少しゆとりのあるサイズの靴を履いている場合が多いです。
現に私も昔シューズメーカーのきちんとした機械で足形などを測定してもらったところ、それまで27.0cmのシューズを履いていたのですが、測定結果は25.5cmでした!
しかも、ワイズ(足幅)は右足がEで左足はD!(幅広モデルとして売られている靴は3Eや4Eで、数字が少なくなるほど幅が狭く、1Eの下はD・C・Bとなっています)
日本人は幅広の足、なんて言われていますが、メーカーの方曰く現代人はほとんどの方がE以下だそうです。
というわけで、足のサイズはきちんと測定して、正しいサイズの靴を履くことが大事です。
以上がテニスシューズにまつわるうんちくでした。
そしてなんと、スクールではシューズキャンペーンを実施中です!
この機会にテニスシューズをグレードアップさせて、パフォーマンスを向上させましょう!
それでは、また!