舞台照明さんの道具
こんにちは、前回のブログで舞台関係を学んでいると紹介しました藤枝です。
舞台のことに興味を持って声をかけてくださった方がいたので、今回も舞台に関することを紹介しようと思います。
みなさん舞台と聞くとまず「演技」という単語が浮かぶと思うのですが、私は舞台といえば裏方さんだと思っています。
裏方さんがいなければ舞台は成り立ちません。
ということで。
裏方さんが持っている道具の一部を紹介します。
これは秋に私が使っていた舞台照明で必要とされる道具なのですが、なにやらごちゃごちゃしていますね。この中でよく使うのはペンライトと白と黒のビニールテープ(通称ビニテ)、マジックペンです。
これ必須なんです。
照明さんに限らずですが劇場では暗いところでの作業が多いので、ペンライトがないと何も見えないです。。。公演中は明るすぎると照明の光の邪魔になるので、青のビニテを巻いてブルーライトに。
そして、照明はコードをたくさん繋ぐのでどれがどこに繋がっているのかわからなくなってしまうんです。そこで、登場するのが白のビニテ。
コードの端とコンセントの部分、照明機材などに、ペンでどこから繋がっているか書いたものを貼ってどの機材に繋がっているのかわかりやすくするんです。ばみりって呼ばれるもので、この作業をすることをばみるって言います。
それから黒のビニテ。これはコードの結線部分、要は延長コードの繋ぎ目ですね、それが外れないようにぐるぐる巻きにしてます。外す時のことも考えて巻いてますけど。
こんな感じで他にもいろいろ道具があるので、また機会があれば紹介したいと思います。
最後に謎の物体を投下しておきます。まぁこれ私が大学から持って帰って来ちゃったバインド線なんですけど。何に使うと思います?